安曇野市「新庁舎」住民投票の会のブログ~住民投票AZ

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2011年 12月 16日

12月 16日 安曇野市議会議員の皆さんへ

 私は、「新庁舎」住民投票条例制定を求める署名の受任者として、仕事合間の限られた時間に地域住民を訪ね、雨の降る軒端で、あるいは夕暮れの薄暗い玄関先で、安曇野市について思うこと、暮らしや子どもの将来について考えること、いろいろ意見を聞くことができました。実際に動いてみて見えてくるもの感じることが、いろいろありました。その実感は私を励ます力になっています。
 私は安曇野市に奈良から移住してきて、もうすぐ六年です。17歳から日本アルプスに入って信州の山野を跋渉し57年、信州は私の血肉になり、魂のふるさとになっています。

 安曇野に来てから、私は堀金児童館の非常勤指導員、地元高校の非常勤講師などを勤め、有明高原寮の「鐘の鳴る丘」コンサートや早春賦音楽祭での合唱団、この夏は被災地福島の子どもたちを安曇野に招く社会福祉協議会主催のキャンプ支援、市在住外国人への日本語教室での指導(堀金公民館)などに携わってきました。そして今回の新庁舎建設計画についての市民活動に参加したことで、地域の人たちがひじょうに近くなり、同時に安曇野市の課題もたくさん見えてきました。

 住民投票という動機をもって地域を回り、話を聞いていきますと、こんな意見がありました。
 「地域のコミュニケーションが乏しくなり、人びとは自分の家に閉じこもり、住民同士のつながりが薄れてきている。」
 「安曇野の環境は調和がなくなり、NHKのドラマはよかったけれど、ほんとうに美しいと思えない。」
 「市政が遠くなった、合併などしないほうがよかった。」
 「将来、商業ゾーンとともに広域農道沿いが発展するだろう。堀金庁舎を活用すればいいのにどうして?」
 一人暮らしの高齢者には、深い孤独を感じました。ご近所を回っても4人が一人暮らしです。
 また、市民が主権者として主体的に郷土をつくっていこうとする意識が希薄になっているのではないかとも感じました。

 新庁舎建設計画は「既定路線」を当然のこととして、「押せ押せ」ムードで進められています。しかし、私の出会った市民の意識、考えは、そうではありませんでした。
 3.11の大震災以後、人びとの意識は微妙に変わってきています。さらに日本の国の経済と世界的な金融危機などが不安感に拍車をかけています。安曇野市は負債を増やしていって大丈夫なのか、市民の福祉や教育、環境など市民一人ひとりにかかわる課題について、行政はもっと市民の意見に耳を傾け、なさねばならないことがあるのではないか、そういう意見が強くなっています。率直に行って、行政への不信感がくすぶっています。あきらめ感もあります。

 私は本庁舎がいらないとは思いません。しかし、今の計画で押し切って建てた場合、将来に悔いを残すことを危惧します。
 市長、市議会は、これまでの過程に固執するのでなく、未来を展望して新たな視点から構想することに時間をかけるべきだと思います。市民が直接民主主義を行使して行政に参加することを拒否するのでなく、むしろ歓迎し、住民投票をてこにして、市民の意識を鍛えるチャンスにしてほしい、そういうリーダーシップを市議会のみなさんに取っていただきたいと思うのです。それは、市民が自分たちの郷土を美しく住みやすい、愛すべき、誇りうるものにするための一歩になります。
 市民みんなで安曇野市の現実を見つめ、将来を展望して、これから何をすべきか協議する、住民投票はそのスタートにすべきだと思います。

 議員の皆さん一人ひとり、住民投票条例にかかわる案に賛成されるか反対されるか、市民の政治への直接参加を認めるか、認めないか、市民としてそのことに注目します。
 市民一人ひとりの意志を市議会は汲み上げる必要はない、すでにそれは行なってきたということであれば、その事実を具体的に示さなければなりません。しかし、近年の市民の運動(三郷産廃施設、本庁舎についてのアンケート、庁舎建設への請願書などを含めて)は行政から無視され却下されています。すなわち市民による市民のための政治参加が否定されるから、それを求める動きとして湧き起こっているものなのなのです。この根底にある市民の願意を行政者が感じ取れないとすれば、禍根を残すことになります。

 最近、「市長と語る」「新庁舎ワークショップ」などが開催されました。しかし、「既定路線」を進めるため、現計画を本質から問い直す意見は封じ込められています。
 現代社会は混迷のなかにあります。困難な中にあるがゆえに、日本の各地で住民の行政参加が生まれています。

 岩手県大槌町は、震災復興計画を、体育館などで数十人から百人を超える住民が車座になって議論しています。
 仙台市、川崎市、尼崎市などでは、住民が議会を傍聴し、議員活動を注視する活動を行なっています。
 住民が地域の課題を話し合い、行政に進言する『市民討議会』が増えています。
 住民投票が各地の自治体で行なわれており、東京や大阪では原発を問う住民投票も準備されています。

 安曇野市の庁舎問題を、市議会議員の皆さんの賢明な判断によって、市民がこの安曇野をつくっていく一つの足場にできるように、議員の皆さまの勇気と尽力に期待する所存です。

※この文書を市議会議員の皆さんへ手渡しました。(吉田道昌 堀金烏川)
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# by az_jumintouhyou | 2011-12-16 23:12 | 今日の動き
2011年 12月 07日

12月 6日 住民投票条例案を市長に直接請求しました

住民投票条例案を市長に直接請求しました。

安曇野市選挙管理委員会による署名の縦覧が終わり、異議申し立てがなかったので、有効とされた4186名の署名簿とともに住民投票条例案を市長に直接請求しました。

署名いただいた市民の皆様の意志は市長に届けることができました。
皆様のこれまでのご協力に改めて御礼申し上げます。

これを受けて市長は、12月市議会に条例案を提出します。これには市長の意見を付けることができますが、どんな意見を付けるでしょうか?
副市長は市長同様「議会のご理解も得て進めている」と言っていますが、そもそも一政治家としての選挙公約と議会や副市長の意向とは別物です。

一例を挙げれば、10年以上前の話になりますが、青島幸男氏が東京都知事選挙の公約に前知事が進めていた「都市博覧会」中止を掲げ当選しました。一方、当時の都議会は都市博開催を決議していました。しかし青島氏は「これは青島は約束を守れる男かそうでないのか、信義の問題なんだ。」と選挙公約通り都市博を中止しました。

住民投票条例案の実現は、宮沢市長が約束を守れる男かそうでないのか、信義の問題なんではないでしょうか?

私たちの条例案は
1、市の80億の建設計画で進める。
2、既存の庁舎の活用も含め必要最小限で進める。(宮沢市長の選挙公約)
の2者択一です。

自らの選挙公約を実現できる又とないチャンスです。市長にはぜひ条例制定に向けた前向きな意見を付けていただきたいと思います。

市民は市長がどんな意見を付けるか、また今回の条例案に対して各市会議員の方々が、どんな投票行動に出るか注目しています。

(条例制定請求代表者 布山 徹)

SBCニュース
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# by az_jumintouhyou | 2011-12-07 13:58 | 今日の動き
2011年 12月 01日

11月 28日 署名簿の審査結果と市長のコメント

 安曇野市の選挙管理員会による審査結果が出ました。
 4396人分の署名簿を市に提出していましたが、審査の結果が公表されました。
 提出された署名のうち、同じ署名が複数あったり選挙人名簿に載っていない名前が書かれていたりして無効と判断されたものが210人分あったということで、有効分は4186人分でした。

 無効署名率は4.77%ですが、これは他の全国各地の直接請求署名にくらべ上出来の数字で信頼の高い署名活動が行われた証です。

 新聞等の報道によると、市長は自らの公約違反は棚に上げて「民主的な手続きに沿って進められている新庁舎建設に、今さら住民投票は必要ない。」と発言しているそうですがこれほどの民意を無視して“民主的”とはいったいどういうお考えなのでしょうか?

 新庁舎建設反対ではなく「住民の意見を聞いて下さい」という条例請求なのに、はじめから民意を聞く気がない、ということではとても「民主的」とはいえません。

 安曇野市議会の議員諸氏に於かれましてもよくよくお考えいただき、12月議会に臨んでほしいと思います。

(安曇野市条例制定請求代表者代表 布山 徹)

NHK長野ニュースより
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014243521.html

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# by az_jumintouhyou | 2011-12-01 19:09 | 今日の動き
2011年 11月 12日

11月 11日 署名簿提出

本日、新庁舎住民投票条例請求署名を安曇野市選挙管理委員会へ提出しました。
4396名もの署名を集めて下さった受任者の方々、署名に協力いただいた市民の皆様には
心より感謝と御礼申し上げます。

この署名は、署名くださった市民一人ひとりが市の新庁舎建設計画に素朴な疑問を持っている証だと思います。そして、なにより、組織もお金も無い市民が集めた市民の意志の集約です。

市民の訴えに行政や市議会がどう答えるのか注目しています。

市長は「選挙で市民の信任はいただいている。議会制民主主義に乗っ取って進めてい
ることだ。」と言っていますが市民は議会に全権を委託しているわけではありません。

忘れもしません。「市長の選挙公約が新庁舎は必要最小限で進めます」ということでした。

前市長の計画は60億円。その計画を推進する候補、凍結するという候補の狭間での現市長の公約は、選挙のための方便だったのでしょうか?現在進行中の80億円という計画は、公約違反ととらえている市民は極めて多いです。

さらに明科をはじめ総合支所も建て替えや改修工事に数十億円かかるのです。

現在の安曇野市の借金は930億円(普通会計+特別会計)、新庁舎の建設等で1000億円を突破するのは確実。

納税者である市民を甘く見てはいけません。

SBCニュースsbc21.co.jp

引き続き市長の言動には注意をはらっていく必要があります。
また、議長選が終わった市議会の動きからは目が離せません。
引き続き皆様のご支援の程よろしくお願いいたします。
(安曇野市条例制定請求代表者代表 布山 徹)
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# by az_jumintouhyou | 2011-11-12 16:43 | 今日の動き
2011年 11月 07日

署名数は3000を越えました

署名集めは本日7日をもって終了です。

7日夕方時点で事務局へ届いた署名が3100筆を越えました。
320名の受任者さんが、全国平均「一人10筆」をほぼ集めていただいたことになります。
ご協力、ほんとうにありがとうございました。


署名簿最終提出日は11月8日(火)18:00までにお願いします。
事務局か「中継拠点」に持ち込んでください。
※お電話いただければ回収にうかがいます。
(安曇野市「新庁舎」住民投票の会 電話:0263-83-4250)

まだ提出されていない署名数をプラスし、
まだ確認されていない無効署名数をマイナスすると、
はたしてどのくらいになるでしょうか。

条例制定請求に必要な1592筆の2倍はいけそうです。
4000筆を越えれば有権者数の5%になりますが、どうでしょうか。
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# by az_jumintouhyou | 2011-11-07 22:32 | 今日の動き